道路の防護柵

Pocket

一般道路や高速道路に使われている防護柵としてガードレール、ガードケーブル、ガードパイプ、ボックスビーム、コンクリート壁など複数種類がある。この様々な防護柵は適当に設置されているわけではなくその場所によって最適な物を選んでいるのであるがそれぞれの特徴や設置理由はご存知だろうか。

 

ガードレール

車両用防護柵として最も代表的な製品であり、高規格道路から一般道まで幅広く使用されています。
波型ビームの断面は、強度・用途に応じて、山の数や板厚など、形状が変わります。

ガードレール施工例02

特 長

  • 高い安全性

    適度の剛性と靭性を持っており、衝突エネルギーの吸収能力が非常に大きい。
    そのため車両の損傷が小さく、離脱もスムーズです。

  • 良好な視線誘導性

    波形断面のビームは視線誘導性に優れており、複雑な曲線路、見通しの悪い区間、霧の発生しやすい区間においても、運転者に安心感を与え、事故防止に役立ちます。

  • 小さな曲線路でも設置可能

    ビームは容易に曲げ加工ができるため、曲線路に合わせた設置が可能です。
    また、断続的にも適しています。

  • 施工、メンテナンスが容易

    ガードレールはボルト、ナットによって組立てられるため、施工が極めて容易です。
    また、補修は破損部材の取り替えのみですむため経済的です。

  • 反射塗装(ひかるビーム)

最近では車のヘッドライトや懐中電の光が反射して夜間や暗い所で光って見える物もあります。

ガードレール施工例04

新型ひかるシリーズ 【オプション】02

 

ガードケーブル

車両衝突時のエネルギーを、ワイヤロープの弾性を利用して吸収させる車両用防護柵です。
最も透過性の高く、道路幅員を広く見せることができます。

ガードケーブル

ガードケーブル施工例02

特 長

  • 大きな衝撃能力

    ガードケーブルはケーブルの弾性によって衝突エネルギーを吸収するため、極めて緩衝能力が大きく、大型車に対しても十分な防護能力を有しています。

  • 良好な展望快適性

    連続して設置した場合でも、視界をさえぎることが極めて少ないため、走行中の圧迫感を受けることが少なく、背景をさえぎりません。山間部や海岸線などの美しい景色を見れる場所に多く設置されています。

  • 除雪が容易

    ケーブルなので除雪車が押してきた雪は簡単に道路外に押し出しやすく道路上に吹きだまりを作ることなく除雪作業が容易なので私たちのような雪国には適しています。

  • 施工、メンテナンスが容易

    支柱間隔が大きく、長区間連続設置が可能で施工が容易です。
    また衝突時にはケーブルの強度が強く、復元力が大きいので、支柱、ブラケット等の補修で済み経済的です。
    不等沈下の影響も受けません。

ガードパイプ

歩車道境界に用いる、最もスタンダードな車両用防護柵です。
ビーム材に丸パイプを使用することで、親和性を考慮しています。

ガードパイプ

特 長

  • 良好な展望快適性と視線誘導性

    ビームにパイプを使用し、適度な間隔をとっているため展望性にすぐれ、走行中の圧迫感がありません。
    またビームパイプによる視線誘導性にすぐれています。

  • 美しい形状

    道路に沿って平行に走るビームパイプは周囲の風景によくマッチし道路の景観を引き立てます。
    また汚れも目立ちません。

  • 除雪が容易

    こちらもケーブル同様、吹きだまりをつくらず、除雪作業も容易ですから積雪地にも適しています。

 

ボックスビーム

幅員のとれない道路の中央分離帯に使用できる、車両用防護柵です。
 
ボックスビーム
 

特 長

  • 狭い分離帯に使用

    ボックスビームは設置幅及び変形量が少ないため、分離帯の幅が十分とれない道路等に最適です。

  • 良好な視線誘導性

    角パイプのビームにより、視線誘導性が優れています。

  • 良好な車両誘導性

    ボックスビームは強ビーム、弱支柱の構造により、衝突時の変形がなめらかで、車両をスムーズに誘導、離脱させます。

 

コンクリート壁

剛性防護柵と言い、高速道路の橋などにあるコンクリートの壁です。
万が一、ここを車両が突破すると間違いなく大惨事に繋がるような場所や鉄道や民家が下にある場合などに設置されています。
絶対に車両を外に出したくない場所に硬いコンクリート壁で防護しています。

コンクリートの壁ですので衝突すると車両は大破する可能性がありますが道路の外の安全は守れる特徴があります。

Follow me!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です