Pocket

 

留学期間中の日本を離れている間、自家用車を持っている人はその車をどうするか考えなければなりません。あなたならどうしますか?

 

  1. そのまま自宅保管
  2. 知人友人に預ける
  3. 保管施設に保管
  4. 売る・譲る

 

1、そのまま自宅保管
そのまま自宅に置いておける人や、実家など置く場所がある人はこれが一番いいのではないでしょうか。帰国してきてからまた車に乗るとなると手放すのはもったいないですね。
2、知人友人に預ける
知人友人に車を預かってもらえたり置かせてもらえる人はとても素晴らしい関係を築けていると思います。普通はなかなかそこまでしてもらえる人は少ないと思いますのでここは好意に甘えて預かってもらいましょう。その後のお礼はお忘れなく。
3、保管施設に保管
今現在アパートやマンションに住んでいて日本を離れると同時に家を解約するという方はそのまま車をそこに置いておくわけにはいきませんね。でも実家にも置けないし預かってもらえるような知人友人もいない 、かといって手放すのは考えられないという人は他に保管出来る場所を探す必要があります。
そこで便利なのが車両保管サービス会社です。短期でも長期でも預かってもらえてクリーニングや点検メンテナンスなどの充実なサービスが揃っているようです。
4、売る・譲る

最後は手放すという決断です。

保管場所が無い、日本を離れている間の車の維持が難しい、資金作りを考えている、など理由は様々ですがその時は売るか譲るなどの選択肢が考えられます。この選択肢は長期日本を離れる人には向いているかもしれませんが、渡航期間が比較的短期でしかも帰ってきてからまた車を使うという人にはあまりおすすめ出来ません。よく考えて決めましょう。

 

 


さて、私たちの選択は何だったかというと、1の自宅保管と4の手放すという二つの選択をしました。

私たちは嫁と私とで一台づつ2台の車を所有していました。

嫁は日産ウイングロードで私はホンダのオデッセイです。このまま二台所有しておくのも金銭的にキツかったのでその負担を無くすため早々に私のオデッセイは友人にタダで譲りました。

それほど新しい車ではなかったし距離もそこそこ走っていたのですが大事に乗っていた車だったので知らない人に行くよりは知っている友人に大事に引き継いでもらえればと思いタダで譲りました。その友人は前々から車を欲しがっていたのですが金銭的にキツいという事情で買えなかったのですがこの私からの申し出に心から喜んでくれたのでうれしかったです。

 

それが留学9ヶ月前の10月の事でした。

なるべく早めに一台を手放した事によりガソリン代や維持費の節約になりました。それに車検期限も間近に迫っていたので時期的には丁度良かったと思います。ですが私も普段の生活や仕事に行くときなど車は必要でしたので留学に行くまでの期間は実家にあった軽トラックを使わせてもらうことにしました。

 

一方嫁のウイングロードは新車購入してまだ4~5年だったので手放すのはもったいないと言うことになり留学に行くまで普通に使用し、留学期間中は実家の車庫に保管しておくことにしました。

 

そこで長期保管する際の注意点があります。

長期間一切手を掛けずにただ置いておくとなると車の負担もそれなりにあります。ですのでなるべく車の負担を減らすために長期保管の為の作業をしっかりとやります。はっきり言ってこの作業をやるとやらないてでは再度乗り出すときにかなり違いが出てきます。

 

  1. バッテリーのマイナス端子を外す
  2. 車体をジャッキアップする
  3. カバーを掛ける
  4.  燃料タンクを空にする
  5. パーキングブレーキは解除する
  6. 除湿材を入れておく
  7. 車両登録を一時抹消する

 

1、バッテリーのマイナス端子を外す
これは長期保管する際には基本中の基本になります。車は自宅にある家電製品のように待機電力がありバッテリーのプラスとマイナスを繋いであると何もしなくても微力ながら電力を消費していきます。その期間が長くなればなるほどバッテリーは弱くなり最終的には空になりバッテリーが上がります。もちろんバッテリーが上がるとエンジンはかかりません。
2、車体をジャッキアップする
簡単に言うと車体を持ち上げて地面とタイヤが離れている状態にします。
数日くらい車を動かさなくても特に変わった変化は見られませんが数ヶ月から数年動かさないとタイヤの空気は抜けてずっと同じ位置にあるタイヤはその形のまま癖がついて変形してしまいます。そうなってしまうと空気を入れてもきれいな丸には戻らずデコボコなタイヤになってしまい走行時にかなりの支障があります。タイヤの性能にも影響してきます。それを防ぐために車のジャッキポイントにリジットラックと言われるジャッキスタンドを入れて車を浮かせておきます。このときリジットラックを入れる場所に気をつけないと車にダメージを与えてしまう場合がありますので説明書などで確認しましょう。
3、カバーを掛ける
青空駐車での長期保管は確実にボディにダメージが残ります。雨や紫外線からのダメージを少しでも少なくするためにボディカバーは掛けましょう。
車庫や屋根がある場所での保管ならあまり雨風の影響は受けないかもしれませんがホコリなどからボディを守るためカバーを掛けるのもいいかもしれませんね。
4、燃料タンクを空にする
ガソリンが入っている状態で長期エンジンを掛けないでいるとガソリンが腐ってしまいます。実際には腐るわけではないのですがガソリンが劣化し酸化してしまった状態を腐ると言っています。
ガソリンが腐ると強烈な臭いを発します。そして液体のサラサラした状態からドロドロした状態に変わっていきネバネバ感も出てきます。そんなガソリンが入ったままエンジンをかけようとすれば燃料ポンプが詰まったり、エンジンに入ったりすれば故障の原因になりかねません。最悪の場合燃料ポンプ取り替えや燃料タンクを取り外しての内部洗浄、さらにはエンジンの修理までも必要になってくる恐れがあります。
そんなことにならないように長期保管する際はガソリンが無くなるまでエンジンをかけて燃料切れで止まるまで待ちましょう。大量に燃料が入っている場合はアイドリング状態だけではあまり減っていかないので走ってある程度限界まで減らした後保管場所に持って行き最後はアイドリング状態で止まるまで待つ方がいいですね。
最後に、エンジンが燃料切れで止まるまでにある程度時間が掛かりますのでその間その場を離れてしまってエンジンが止まったことに気づかずそのままにしておくと今度はバッテリーがあがってしまいますのでエンジンが止まったら鍵をオフにするか抜いておくことを忘れないように気を付けてください。
5、パーキングブレーキは解除する
パーキングブレーキを長期間掛けたままにするとブレーキシューやパッドがくっついて固着してしまう恐れがあります。そうなってしまうと当然パーキングブレーキを解除しようとしても解除されずその状態で無理やり走ってしまうとブレーキシューやパッド自体が剥がれてしまったり他の部品などにダメージを与えてしまう恐れがありますので長期保管の際は必ずパーキングブレーキは解除しておきましょう。
6、除湿材を入れておく
保管場所にもよりますが湿気で室内にカビが発生する場合があります。除湿材と言っても何年も効果が持続する物はあまりないと思いますが気になる人は入れておくといいでしょう。
7、車両登録を一時抹消する
これはその車の状況と車に乗らない期間によって変わってきます。車検を取ったばかりで次の車検まで二年近くあり渡航期間が1年だとしたら一時抹消せずそのまま保管して置いてもいいかと思いますが次の車検まで2~3ヶ月などと比較的短くて渡航期間が1年以上の長期となると車検が切れた状態で帰国になりますのでその間の維持費がとてももったいないと思います。
車を登録したままの状態にしておくと当然ながら税金がかかります。それを避けるためには一時抹消という選択も出来ます。一時的に車の登録を消して保管します。当然その状態で何年保管しようが税金はかかりません。
次に乗るときに再度登録して乗れば問題ありませんが再登録の時手続きとして車庫証明が必要だったり車検を取ったりと色々とやることがありますのでそれが面倒だと思う人は税金は掛かるけどそのまま保管しておくのも一つの手です。

 

ちなみに私達は上記の長期保管作業を全てやってから渡航して帰国後は再度車検を取り再び車を復活させ乗っています。
やったこと無いことだとかなり難しそうに思いますがやってみるとそれほど難しいことはなく「こんなもんかぁ」って思うはずです。

 

次回は渡航の際の携帯電話事情についてお届けします。
Pocket