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保険

 

海外旅行や留学などで渡航中に何かあったらどうしよう、と考えるのはごく当たり前のことですよね。もし海外で大きな怪我をしてしまったり病気になってしまったらどうしますか? 日本国内ならまず最初に「病院に行く」という選択をするのではないでしょうか。ではそれが国外にいるときだとしたらどうですか?当然病院に行こうと考えると思いますがそれと同時に保険のことについても考えるのではないでしょうか?

 

つまり治療費入院費はいくらになるのか?

 

当たり前ですが海外では日本の健康保険は使えませんよね、海外で保険がなかったら超高額な医療費を請求される可能性が大いにあります。場合によっては何百万から数千万円なんてこともあります。

それじゃもし怪我したり病気になってしまったらどうするか?病院やクリニックに行くためには保険に加入してなければ怖くて怖くてとてもじゃないが行けません。

その保険について今回は考えてみたいと思います。
 
 

私達は新婚旅行でニューカレドニアに行ったときはツアー会社の人に言われるがまま保険に入りました。8泊9日の旅行だったのですが確か二人で三万円位だったと思います。

この時は海外旅行保険はそんなものなのかと思い特に気にすることなく手続きしましたが今考えるとめちゃくちゃ高くないですか?私は今思うとめっちゃ高い!と思います。何かあったときの安心の値段と言ってしまえばそれまでですが、わずか一週間ちょいで三万円も取られるなんてなんだかバカバカしいと思ってしまいました。結局何事もなく無事に帰って来れたので三万円はお守りみたいなもんだったと割り切っていますが正直ちょっともったいなかったなぁって思います。

ですが、バカバカしいからと言って無保険で知らない国に行くのもちょっと怖いですよね。 では海外へ行くときの保険はどう考えるのが一番いいのでしょうか?

結果から言うと私達は保険に加入してオーストラリアへ渡りました。

やはり知らない土地での長期生活と嫁が一緒と言うことが決め手だったのですがそこに行き着くまでは色々な考えがありました。

まず私は渡航後に観光ビザから学生ビザに切り替える予定だったので学生ビザ用の     学生保険OSHCに加入する義務があります。

学生ビザでオーストラリアに滞在する場合、OSHC(Overseas Student Health Cover-海外留学生健康保険)と呼ばれる保険に加入することが義務付けられています。これはオーストラリア滞在中にかかった病気、怪我などの治療費や救急車の費用などをカバーするもので、コースの期間に関わらず、学生ビザの期間分加入する必要があります。

OSHCの適用範囲はこちらで確認してください。

 

当初私はこの学生ビザ用の保険のみで渡航して嫁だけ別の海外保険に入ろうかとも考えました。ですがこの保険だけだとどうしてもカバーしきれない項目が出てくるのでこの保険プラス カバー出来ない部分を補う保険に入ろうと思ったのです。

この保険はオーストラリアの学生ビザ用の学生保険ですので当然オーストラリア国内のみ適用されます。ですが私達はオーストラリア以外の国にも旅行する予定でしたので他の国でも適用される保険と、現実的に起こりそうな私物の盗難や携行品損害などに対する保険が欲しいと考えました。

次に、私たちは年齢的にはまだ若い部類にはいりますし普段の健康状態から今後1~2年で病気で死ぬことはまずないだろうと思い疾病死亡補償は外すことにしました。

ついでに傷害死亡もいらないってことで外しました。

私たちが海外で死んでも保険金は無し、つまり0円ということです。

よく保険会社の謳い文句で死亡補償3,000万円、5,000万円、一億円!など高額の補償がありますがそもそも若い年代でそれほど治安が悪いわけでもない国で事故や傷害以外で死ぬ確率は一体どれほどでしょうか?元々体が弱くすぐ倒れてしまう人などは別として今まで命に関わる病気をしたことがない人が突然死ぬことはほとんどないと思います。そこに対して高額の保険を掛けると言うことは保険料も上がるという事ですので本当にもったいないと思います。万が一事故や傷害で死んでしまったときは仕方ないと割り切って親たちには自分達が海外で死んだとしても保険は出ないと一応話しておきましたけどね。(OSHCも死亡補償はありません)

ちなみに海外へ行って体調を崩して病気になったり怪我をする事が一番多い時期っていつだと思いますか?

それは、行って間もない時期だそうです。

なぜか?

今までの環境から突然の全く違う環境への変化に体の対応が追いつかず体のバランスが崩れてしまい風邪をひいてしまったり環境変化からのストレスで病気することなどはよくあります。
更に海外へ来たという興奮状態から注意力が散漫になり怪我をするキッカケを自ら作ってしまうことも多々あり、中には交通事故にあってしまう人もいます。
最初はその土地の常識や雰囲気など慣れてないことも多いですからそう言った怪我や病気も多いかもしれませんね。

ですが慣れてくれば今まで住んでいた地元のように生活することが出来ると思いますので怪我や病気もあまりしなくなるのではないでしょうか?実際私も行ってから3ヶ月間くらいまでは毎月風邪をひいていました(笑)

日本に住んでいたときはほとんど風邪などひかなかったのに何でだろう?と不思議だったのを覚えています。ちなみに日本の風邪薬は全く効きませんでした。オーストラリアと日本では風邪菌のタイプも違うんでしょうか?とりあえずオーストラリアで風邪をひいてしまったらとにかくビタミンを取れと言われます。ですのでひたすらオレンジを食べていましたね(笑)

AUSのオレンジめっちゃおいしいんですよ!!

 

ちょっと話が逸れましたが、そう言ったことを踏まえて長期的な保険には入らず比較的短期間(3ヶ月くらい)の保険に加入して渡航する人もいます。

私がオーストラリアで知り合った友人たちで保険に入ってこなかったという人は結構いたんですよ。ですが、特別海外旅行保険には加入してこなかったけどクレジットカード付帯の海外保険のみで来る人もいました。クレジットカード付帯海外保険は長期補償はほとんど無くだいたいが90日までで中には120日や180日というのもあるようですが保障内容も保障費用もピンキリです。もしクレジットカード付帯保険のみで行かれると言う人は保障内容をしっかりと確認した上で行くことをおすすめします。

 
ここで一つ私の周りであった保険に関する怖い話をしたいと思います。
オーストラリアで一人の男性と出会いました。
彼とは留学する際サポートしてもらったAPLaCで知り合い学校も同じで年も近くすぐに仲良くなり、たまに飲みに行ったりご飯に行ったりする仲でした。

ご飯に行っているときにたまたま保険の話題になり話を聞いていると彼は保険には入ってこなかったと言います。そのときは「そうなんだぁ」くらいでその話は終わりましたがそれからあまり会う機会が無く約3ヶ月後くらいにまた会うことになり一緒にご飯に行きました。

その時彼が突然「この前ドボンしちゃいましたよー」って言ってきたのです。

ドボンとは私達の間で使われていた用語で、日本から持ってきたお金やオーストラリアで稼いだお金など自分の資金が全て無くなったことを意味します。つまり全財産がゼロ、破産ということです。

 

私は「えっ!なんで?!どうしたの!?」と聞くと彼は、

自然気胸になってしまったといいました。

 

自然気胸とは、肺の一部が破れて空気がもれ、肺が虚脱した病気を自然気胸と言います。発生率は、人口10万比40~50人といわれていて、好発年齢は10代~20代で圧倒的に男性が多く背が高くやせた人に多く発症する病気です。

 

この条件全てに彼は当てはまっていて、前からこういった症状があったそうです。

この病気により一時的ですが入院することになり手術も受けました。入院は幸い一泊で済んだようですがその際の一泊の入院費と手術費用が100万円弱掛かったといいます。

それで貯金を使い果たし足らない分は日本の親から借りて支払ったそうです。

これは保険に入っていれば全て保障してくれた内容になります。そのことを大分悔やんでいましたが今更そんなことを言っていても仕方ないし、彼も「ちょっと高い授業料だと思って」と言って笑っていました。

 
実際保険に入った方がいいのか、はたまた未加入でも大丈夫なのか?という質問に対して絶対こうした方がいい!とは答えられません。できれば加入しておけばいざという時に安心なのでしょうがお金の問題もあります。

絶対に怪我もしないし病気にもならない!って自信がある人は未加入でもOKでしょう。ですがもしそれ以外の賠償を求められたとしたら?

人に危害を与えてしまった、何かを壊してしまった、損害を与えてしまった、自分の物が盗まれてしまった、壊れてしまった、荷物が無くなった、飛行機が遅れた、など病気や怪我以外にも心配な事ってありますよね。

別に私は保険を強く進めているわけではありません。ただもったいない保険の加入の仕方をしている人が多くそれに対して、もっと自分に合った自分らしい保険を選ぶことが大事なのではないのか?ということを言いたいだけなのです。

せっかく高い保険に入って行ったのにも関わらずいざ保険を使おうとしたらその事例は適用範囲外だったなんて事もあるようです。そうならないためにもよく内容を把握して保険を選ぶことがとても大事です。

クレジットカード付帯保険、学生保険、海外旅行保険、 留学保険、さらにはオーストラリアなどの海外で加入出来る保険などもあり内容も多種多様ですので自分にあった自分らしい保険を探してください。

それでも、もし 保険未加入の道を選んだ方はくれぐれも気をつけて海外生活をエンジンしてください!

 

 
次回のブログでは、航空券についてお届けします。
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